美容室や理容室などの一定期間でリピートするサービスの販売促進ツールの活用方法。
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中期顧客リピート促進型割引券

中期リピート促進型

比較的スパンの長い商品やサービス等に使う。スタンプカード、割引クーポン券、金券

1ヶ月程度の期間を経る商品やサービスに有効になります。金額的に大きな割引ではありませんが、やはり短期リピートと同様に日常的に必要な商品やサービスになります。例えば美容室や理髪店のサービス等がこれに当たります。この場合、短期リピート型と違い、あまり品質の悪いチケットは避けて、財布の中に保存してしておくに足りうるものを用意する必要があります。中期の保存に耐えられなければ、効果は半減するからです。中期リピート促進型に限りませんが、チケット類はその殆どが財布の中に保存されます。机の引出や鞄のポケットに入れられたチケットは使用率が激減します。逆に言えば必ず財布の中に保存してもらわなければ最大限の効果を得る事が出来ません。ハガキやDMが効力を発揮するのは無作為に送るものではなく、受取人の記念日など、受け取った人がなるほどと思える理由がある場合のみ有効です。

以上の理由から、しっかりとした大義名分がない場合や、余程の高額商品や割引でもない限り、出来るだけハガキや封書で送る事は避けて下さい。手渡す時期と場所が問題となります。必ず財布を開いている時、すなわちレジでの支払い時に渡す事が鍵となります。財布をしまってから手渡すのではなく開いている時が基本です。

適切な有効期限

金券などのクーポンの場合は有効期限について、回転サイクルに合わせ長すぎず短すぎない、適切な再来店可能限度に設定して必ず入れておく必要があります。有効期限の重要さについては有効期限の重要性を参照して下さい。これがないと使いたい衝動が生まれません。

スタンプカードの特性

逆に中期リピートに良く使われるスタンプカードのような種類の場合は有効期限はそれほど大きな問題ではありません。必ずしも入れる必要がありません。スタンプカードはコンピュータ管理のポイントカードと比較して非常にアナログ的です。このアナログ的な部分が実はカードにとっての最大の利点とも言えます。単なる数字の羅列と違い視覚的にわかりやすいからです。今何点か、あと何ポイントかが数字とは決定的に違い、視覚的に訴えかけてきます。

スタンプは紙の印刷色と違う色で押すことが好ましいと言えます。黒色で印刷されたカードに黒いスタンプを押す愚を冒してはいませんか?わかりにくい事この上ありません。その時点でカードの利点をひとつ損なっています。徹底的に視覚演出を計り、訴求する事が大事です。人はもう少しで埋まるものはすべて揃えたい…という衝動が沸きます。それは時として損得を越えた衝動とも言えます。楽しい。気持ちが良い。達成感。そんな衝動感覚を持ってもらわなくては、スタンプカードを作る値打ちがありません。

アナログの利点は最大限に

もし、1000円でひとつのスタンプを押すならば、枠を小さくして、個数を増やしてでも数多く押した方が受ける印象が違います。同じスタンプを押すならば絵柄が入った方が楽しいでしょう。押す枠も何の変哲もない枠よりも演出された枠の方が楽しいかもしれません。スタンパー、枠、色、数、押し方全てが演出効果を高めます。分かりやすいアナログの利点を最大限に利用しましょう。